RX 9070 XT搭載ゲーミングPCを選ぶとき、メモリ32GBで十分なのか、最初から64GBへ増やした方がいいのか迷う人も多いでしょう。
結論からいうと、ゲームが主用途なら32GBを基本に考えて問題ありません。
64GBの価値が高くなるのは、ゲームそのものよりも、重い動画編集・After Effects・生成AI・ローカルAI・仮想環境・大量のアプリを同時に使う場合です。
先に結論
- ゲーム中心 → 32GBを基本に選ぶ
- ゲーム+Discord・ブラウザ・配信 → 32GBから検討
- 4K動画編集 → 32GB以上を基準に用途で判断
- After Effects・重い制作 → 64GBの価値が高くなる
- 生成AI・ローカルAI・仮想環境 → 64GBも有力
- 64GBにしただけでゲームfpsが大きく上がるわけではない
RX 9070 XT搭載PC全体を比較したい場合はこちらも確認してください。
- ゲーム中心ならメモリ32GBで十分
- 32GBから64GBにしてもゲーム性能が大きく上がるとは限らない
- RX 9070 XTの16GB VRAMとメモリ32GBは別物
- 64GBへ増やす価値が高い用途
- ゲーム配信なら64GBは必要?
- 4K動画編集なら32GBと64GBどっち?
- 生成AIなら64GBにする意味はある?
- ゲーム+MODなら64GB必要?
- 64GBよりSSD 2TBを優先した方がいい人
- 32GBがおすすめの人
- 64GBがおすすめの人
- 将来のためだけに64GBへ増やす必要はない
- 32GB×1より16GB×2も確認したい
- RX 9070 XT搭載PCを完成構成で比較する
- まとめ|ゲームなら32GB、本格制作・AIなら64GBを検討
- 参考情報
ゲーム中心ならメモリ32GBで十分
RX 9070 XTは高性能GPUですが、GPU性能が高いからシステムメモリも64GB必要になるわけではありません。
一般的なゲーミング用途なら32GBは十分実用的な容量です。
特に、
- ゲーム
- Discord
- Webブラウザ
- 音楽再生
- 一般的なPC作業
を同時に使う程度なら、64GBを必須条件にする必要はありません。
予算が限られているなら、不要な64GB化よりSSD容量やCPU、モニターなどへ予算を回した方が使いやすくなる場合があります。
32GBから64GBにしてもゲーム性能が大きく上がるとは限らない
メモリ容量が不足していない状態では、32GBから64GBへ増やしただけでゲームのフレームレートが大きく上昇するとは限りません。
64GBの主なメリットは、ゲーム以外のデータやアプリを同時に大量にメモリ上へ保持しやすくなることです。
そのため「RX 9070 XTを搭載するなら64GB」という選び方ではなく、実際の用途で決めてください。
RX 9070 XTの16GB VRAMとメモリ32GBは別物
RX 9070 XTには16GB GDDR6のGPUメモリが搭載されています。
これはPC本体に搭載する32GB・64GBのシステムメモリとは役割が異なります。
| 種類 | 主な用途 |
|---|---|
| GPU VRAM | ゲーム描画・テクスチャ・GPU処理・AI処理など |
| システムメモリ | Windows・ゲーム・アプリ・制作ソフトなど |
「VRAMが16GBだからシステムメモリは32GB必要」といった単純な関係ではありません。
RX 9070 XTのVRAMについてはこちらで詳しく解説しています。
RX 9070 XTの16GB VRAMは足りる?4K・MOD・生成AIで必要な容量を解説
64GBへ増やす価値が高い用途
| 用途 | 32GB | 64GB |
|---|---|---|
| ゲーム中心 | ◎ | △ 過剰になりやすい |
| ゲーム+一般的な配信 | ◎ | ○ |
| 4K動画編集 | ○〜◎ | ◎ |
| After Effects・重い制作 | ○ | ◎ |
| 画像生成AI | ○〜◎ | ◎ |
| ローカルAI | 用途次第 | ◎ |
| 仮想マシン | 用途次第 | ◎ |
| 大量のアプリを同時使用 | ○ | ◎ |
※必要容量はソフト・素材・プロジェクト規模によって変わります。
ゲーム配信なら64GBは必要?
ゲーム配信だけを理由に64GBを必須にする必要はありません。
ゲーム・配信ソフト・Discord・ブラウザなどを使う一般的な配信構成なら32GBから検討できます。
一方で、配信しながら、
- ゲーム録画も行う
- 大量のブラウザタブを開く
- 動画編集ソフトを起動する
- 画像編集ソフトも使う
- 複数の制作ツールを常駐させる
といった使い方をするなら64GBの余裕が活きやすくなります。
4K動画編集なら32GBと64GBどっち?
4K動画編集だから必ず64GB必要というわけではありません。
例えばAdobe After Effectsでは、4K以上のメディアに対して32GB以上のRAMが推奨されています。
そのため4K編集をする人でも、まず32GBを基準に考えることができます。
ただし、
- 長時間・高解像度素材を大量に扱う
- After Effectsを多用する
- Premiere Proなど複数ソフトを同時使用する
- 大規模プロジェクトを扱う
- ゲームやブラウザも同時に起動する
場合は64GBへ増やすメリットが大きくなります。
生成AIなら64GBにする意味はある?
生成AIではGPUのVRAMが重要ですが、システムメモリも使用します。
比較的軽い画像生成だけなら32GBでも使える構成があります。
一方、
- 大きなモデルを扱う
- 複数モデルやツールを同時使用する
- ローカルLLMを使う
- CPU・システムメモリへのオフロードを利用する
- AIと動画・画像編集を同時に行う
用途では64GBへ余裕を持たせる価値が上がります。
ゲーム+MODなら64GB必要?
MODを使うから必ず64GB必要というわけではありません。
必要容量はゲームやMODの種類、導入数によって異なります。
特に高解像度テクスチャの場合はシステムメモリだけでなくGPUのVRAMも関係するため、単純に64GBへ増やせば解決すると考えない方が安全です。
64GBよりSSD 2TBを優先した方がいい人
ゲーム中心のPCでは、メモリ32GBから64GBへ増やすより、SSDを1TBから2TBへ増やした方が日常的な使いやすさにつながる場合があります。
例えば、
- 大型ゲームを複数残したい
- ゲームを頻繁に削除したくない
- MODを保存する
- 録画ファイルを残す
人です。
RX 9070 XT搭載PCのSSDは1TBで足りる?2TB・4TBの選び方
32GBがおすすめの人
- 主用途がゲーム
- WQHD・4Kゲームを遊ぶ
- Discordやブラウザを同時使用する
- 一般的なゲーム配信をする
- 動画編集は軽〜中程度
- 初期費用を抑えたい
64GBがおすすめの人
- After Effectsなどを本格利用する
- 重い4K・高解像度動画編集をする
- 生成AIを本格的に利用する
- ローカルLLMを使う
- 仮想マシンを複数動かす
- 複数の重いアプリを同時使用する
- PCをゲーム兼ワークステーションとして使う
将来のためだけに64GBへ増やす必要はない
「いつか必要になるかもしれない」という理由だけで64GBにする必要はありません。
メモリ増設が可能なデスクトップPCなら、必要になってから増やす方法もあります。
ただし増設時には、
- 空きメモリスロット
- 現在のメモリ枚数
- 対応容量
- メモリ規格
- BTOメーカーの保証条件
を確認してください。
32GB×1より16GB×2も確認したい
BTOによっては「32GB」とだけ書かれていて、実際には32GB×1枚構成の場合があります。
容量だけでなくメモリの枚数構成も確認すると安心です。
ゲーミングPCのメモリ32GB×1は避けるべき?16GB×2との違いを解説
RX 9070 XT搭載PCを完成構成で比較する
RX 9070 XT搭載BTOでは、メモリ以外にもCPU・SSD・電源・冷却構成が異なります。
メモリだけ64GBへ増やすのではなく、PC全体のバランスを確認してください。
まとめ|ゲームなら32GB、本格制作・AIなら64GBを検討
RX 9070 XT搭載PCでも、ゲーム中心なら32GBを基本に考えて問題ありません。
- ゲーム中心 → 32GB
- ゲーム+一般的な配信・マルチタスク → 32GBから検討
- 重い動画制作・After Effects・AI・仮想環境 → 64GBを検討
RX 9070 XTだから64GB必要なのではなく、実際にシステムメモリを大量に使う作業をするかで決めるのがおすすめです。


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