ゲーミングPCのメモリは、2026年に新しく買うなら32GBを基準に考えると失敗しにくいです。ただし、すべての人に32GBが必須というわけではなく、遊ぶゲームと同時に開くアプリで必要容量は変わります。
16GBでも軽~中量級ゲームやゲーム単体なら十分な場面があります。一方、Discord・ブラウザ・録画・配信・MODを同時に使うなら32GBの余裕が効きやすく、64GBは4K以上の本格編集、生成AI、仮想マシン、大規模MODなど明確に大量メモリを使う用途がある人向けです。
- 16GB:予算最優先。ゲーム単体中心ならまだ使える
- 32GB:新規ゲーミングPCの標準候補。ゲーム+Discord+ブラウザ+配信にも余裕
- 64GB:ゲームだけなら多くの人に不要。4K編集・生成AI・仮想マシン・大規模制作向け
- 迷うなら:32GBを選び、必要になったら64GBへ増設できる構成を優先
16GB・32GB・64GBの違い
| 容量 | ゲーム | 配信・録画 | 動画編集 | MOD・生成AI | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 16GB | 軽~中量級、ゲーム単体 | 軽めなら可 | HD中心 | 余裕は少ない | 予算最優先 |
| 32GB | AAA・高fps・マルチタスク | ゲーム+配信・録画 | 4K編集の基準候補 | 中規模MODまで扱いやすい | 新規購入の本命 |
| 64GB | ゲームだけでは余りやすい | 複数アプリ同時利用に余裕 | 重い4K/8K・After Effects連携 | 大規模MOD・生成AI・VM | 用途が明確な人向け |
メモリ不足が起きていない状態で32GBから64GBへ増やしても、ゲームの平均fpsが大きく上がるとは限りません。予算が限られるなら、必要量を満たした後はGPU・CPU・SSDへ回す方が効果的な場合があります。
ゲーミングPCに32GBは必要?
「必要か」と聞かれれば、すべてのゲームで必須ではないが、新規購入では32GBを選ぶ価値が高いというのが答えです。
ゲーム中はWindowsだけでなく、Discord、ブラウザ、ランチャー、RGB制御、録画ソフトなどが同時に動きます。ゲーム単体なら16GBで収まっても、複数アプリを開くと余裕が減りやすくなります。
32GBを選びやすい人
- 最新AAAタイトルを複数遊ぶ
- WQHD・高fps環境を長く使いたい
- Discord・ブラウザ・録画を同時に使う
- MinecraftなどでMODや影MODを使う
- ゲーム実況や配信もする
- 数年間メモリ容量を気にせず使いたい
16GBでもよい人
- 予算をGPUへ集中したい
- 軽いゲームやeスポーツ系が中心
- ゲーム中に多数のアプリを開かない
- 後から自分で32GBへ増設できる
16GB×1なのか8GB×2なのか、空きスロットがあるか、DDR4かDDR5かで増設方法が変わります。特にメモリ2スロットのPCは、8GB×2から32GBへ上げると既存メモリの交換が必要です。
64GBが必要になるのはどんな人?
ゲーム用途だけなら64GBは多くの人にとって余裕が大きすぎます。Lenovoも、64GB以上は純粋なゲームより4K・8K動画編集、3DCG、AI生成、仮想マシンなど専門用途で実用性が高いと案内しています。
64GBを選ぶ価値がある用途
- 4K・8K動画を本格的に編集する
- Premiere ProとAfter Effectsなどを併用する
- ゲーム配信しながら重い編集・録画処理を並行する
- 大規模MODパックを使う
- ローカル生成AIや高解像度画像生成を使う
- 複数の仮想マシンを動かす
Adobe Premiereの公式要件でも、HDメディアは16GB、4K以上は32GB以上を推奨しています。つまり、一般的な4K編集ならまず32GBが基準になり、64GBはさらに重い制作ワークフローへ余裕を持たせる容量です。
ゲームだけなら64GBは必要ない?
ほとんどの人は32GBで十分です。64GBを選んでも、ゲームが32GB未満しか使わないなら残り容量は待機状態になります。
64GBのメリットは「fpsを直接上げること」ではなく、メモリ不足を避けながら大量のアプリやデータを同時に保持できることです。
64GBへ使う追加予算でGPUを1段上げられる、SSDを1TBから2TBへ増やせる、電源や冷却を改善できるなら、ゲーム用途ではそちらの方が満足度につながりやすいことがあります。
配信・録画なら32GBと64GBどっち?
通常のゲーム配信・録画なら32GBから考えます。配信ソフト、Discord、ブラウザ、コメント管理ツールを同時に開いても、32GBなら余裕を取りやすくなります。
64GBを検討するのは、配信と同時に重い動画編集や複数の制作ソフトを動かす、巨大なゲームMODを使うなど、32GBを実際に使い切るワークフローがある場合です。
動画編集なら32GBと64GBどっち?
| 用途 | 容量の目安 | 考え方 |
|---|---|---|
| HD動画編集 | 16~32GB | Adobe公式はHDで16GBを推奨 |
| 4K動画編集 | 32GB以上 | Adobe公式の推奨ライン |
| 4K+After Effects・複数アプリ | 64GBも検討 | 素材・キャッシュ・複数アプリで使用量が増える |
| 8K・重い3DCG・AI併用 | 64GB以上を検討 | ゲーム用途ではなく制作ワークロード基準で判断 |
32GB×1と16GB×2はどっちがいい?
同じ32GBでも、32GB×1と16GB×2では構成が違います。
16GB×2
- 最初から2枚構成で使える
- 一般的なゲーム用途では扱いやすい
- 64GBへ増設するとき、2スロットマザーでは交換が必要
32GB×1
- 将来32GBを1枚追加して64GBにしやすい
- 空きスロットを残しやすい
- 購入時点の構成が1枚だけかは確認しておきたい
2スロットか4スロットかで将来の増設方法が変わります。64GBへ増やす予定があるなら、購入時点で増設後の構成まで考えてください。
メモリを増設するだけで延命するか、PC自体を買い替えるか迷っている場合は、ゲーミングPCのアップグレードと買い替えの判断基準も確認してください。 メモリ・SSDだけ交換すればよいケースと、GPU・CPU・電源まで更新するなら買い替えた方がよいケースを整理しています。
DDR4とDDR5は容量より優先すべき?
新規BTOではDDR5構成が増えていますが、メモリ不足が起きる用途では速度より容量の影響が大きくなります。
たとえば「高速な16GB」と「標準的な32GB」で迷い、ゲーム+配信+ブラウザで16GBを使い切るなら、32GBを確保する方が安定しやすくなります。
逆に、32GBで十分な人が64GBへ増やすより、同じ予算をGPUへ回す方がゲーム性能には直結しやすくなります。
予算別におすすめ容量を決める
| 予算・用途 | メモリ | 優先順位 | 関連記事 |
|---|---|---|---|
| 20万円以下・価格重視 | 16GBでも可、できれば32GB | GPUを落としすぎない | 20万円以下 |
| 25万円以下・WQHD | 32GB推奨 | RTX 5060 Ti / RTX 5070とのバランス | 25万円以下 |
| 30万円以下・高性能 | 32GB推奨 | GPU・SSD・電源も確認 | 30万円以下 |
| 編集・AI・VM | 64GBも検討 | 実使用量で判断 | 用途診断 |
32GB標準のゲーミングPCを探す
メモリ容量が決まったら、次はGPUを選びます。価格・在庫は変わりやすいため、この恒久記事では個別BTOを固定せず、最新候補を更新しているGPU別ページへ集約しています。
よくある質問
32GBにするとゲームのfpsは上がりますか?
16GBでメモリ不足が起きている場合は、カクつきやバックグラウンドアプリとの競合が改善する可能性があります。一方、16GBで足りているゲームでは、容量を増やすだけで平均fpsが大幅に上がるとは限りません。
64GBにすれば将来ずっと安心ですか?
容量の余裕は増えますが、GPU・CPU・SSDの性能不足は解決しません。ゲーム用途では32GBを確保し、残りの予算をGPUなどへ回す方が合理的な場合があります。
新しく買うなら16GBは避けるべき?
絶対に避ける必要はありません。予算が厳しく、後から増設できるなら16GBも選択肢です。ただし、長く使う新規BTOなら32GBを最初から選ぶ方が管理しやすくなります。
64GBが必要かどうかはどう判断する?
現在のPCで実際のメモリ使用量を確認します。ゲーム・配信・編集など普段の作業を同時に行った状態で32GBへ近づくなら64GBを検討します。用途名だけでなく実使用量で判断するのが確実です。
まとめ
- 新規ゲーミングPCは32GBを基準にすると失敗しにくい
- 16GBはゲーム単体・予算重視ならまだ選択肢
- 64GBはゲームだけなら多くの人に不要
- 4K編集・生成AI・大規模MOD・VMでは64GBが役立つ
- 32GBで足りるなら、64GB化よりGPU・SSDへ予算を回す方が効果的なことが多い
- 個別BTO価格はGPU別ハブへ集約し、本記事は原則更新不要


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